だれでもできる!上司へ育休を伝えるときの必須ポイント3つ

だれでもできる!上司へ育休を伝えるときの必須ポイント3つ
だれでもできる!上司へ育休を伝えるときの必須ポイント3つ

育児休業(以下、育休)を取りたいと思っても、下記のような懸念はありませんか?

  • 男性の育休を理解してもらえるか
  • チームのメンバーに迷惑をかけてしまわないか

これらの懸念は、ポイントを知って準備を進めることで影響を最小限に抑えることができます。

なぜなら、育休は半年以上前から計画できるからです。転職や異動と比べると、断然チームへの影響は小さいはずです。

この記事では、上司/チームに育休取得の意向を伝えるポイントを紹介します。

記事を読み終えると、以下のことができるようになります。

【こんな方におすすめの記事です】

  • 育休をどのように上司へ伝えればいいか悩んでいる
  • 職場で男性育休の前例はないが、取得したいと考えている
  • 育休取得のハードルとして、職場への影響を懸念している

【結論】守るべき3つのポイント

育休取得の意向を伝えるときに、大切なポイントは3点あります。

  • 早めに相談する
    妊娠安定期に入ったら上司に伝える
  • 引継ぎ準備を進める
    だれに、何を引き継ぐかを計画する
  • 情報を整理する
    不在時にアクセスできない情報がないように整理する

【解説】伝え方、内容の詳細

育休の取得を伝えるときに第一に考えるべきことは、自分がいない間の仕事をどう回るようにするかです。あなた1人が抜ける以上、少なからず影響はあります。その影響をいかに最小限に抑えられるかを考えましょう。

ポイント① 早めに相談する

通りすがりAさん
通りすがりAさん

いつごろ伝えるのがいいんですかね?

あひろ
あひろ

目安は安定期に入ってからかな。

上司に伝えるのを躊躇してしまう気持ちはわかります。しかし先延ばしにしても良いことはありません。

男性は体の変化がないので、気づいてもらえないですよね。伝える時期を決めて行動しましょう。目安としては安定期、妊娠5か月ごろが良いです。理由は妊娠初期は流産の確率が高いためです。安定期に入ったから必ずしも安心というわけではありませんが、一つの目安として捉えるようにしましょう。

流産(22週未満)の確率は、全妊婦の15%です。妊娠した女性の7人に1人は流産してしまう計算です。このうちの大部分が、妊娠12週未満で流産する“早期流産”です。早期流産は、残念ながら、どんな治療をもってしても食い止めることはできない

https://jp.moony.com/ja/tips/pregnancy/pregnancy/trouble/pt0252.html

妊娠5か月の時点で伝えることができれば、予定日から育休をとっても育休開始まで約半年あります。それだけの期間があれば、会社側も人材配置の対応を検討できますし、あなたも仕事の整理を進めることができるでしょう。転職や異動と比べると断然準備の期間がとれます。

繰り返しになりますが、先延ばしにしても良いことはありません。会社にとっても自分にとってもより良い行動をとれるように早く伝えるということを心がけましょう。

  • 早めに相談する
    妊娠安定期に入ったら上司に伝える

ポイント② 引継ぎ準備を進める

通りすがりAさん
通りすがりAさん

伝えるときに何を準備しておけばよいですか?

あひろ
あひろ

仕事の引継ぎやな

次に大切なのは自分の行っている仕事をどう引き継ぐかです。本来であれば会社側が新しい人員を補充して、その人に引継ぎをするというのがあるべき姿で、会社側の問題です。しかし実態として、そこまで都合よく人材補充の準備などを進められる会社は少ないでしょう。

そこで必要となるのがあなたが主体的に引継ぎ準備を進めることです。具体的にやるべきことは以下です。

  • 仕事のリスト化
  • だれに、何を引き継ぐか

3点とも準備したうえで、上司に育休の意向を伝えられるのがベストです。ただ、そこまでできなくても1つ目だけでも準備できていれば、2つ目は相談しながら進めても良いでしょう。あなたの役職や年次、仕事内容によってもやることは変わってくると思います。

ここで気を付けておきたいのは、育休は部署異動や転職と異なって、いなくなるだけではなく、元の職場に戻ってくるということです。しっかりと仕事を引き継いでいかなければ、戻ってきたときに困ったことになっているかもしれません。それだけではなく、いない間に”引継ぎもろくにできないやつ”というレッテルを張られてしまう可能性もあります。育休中に評価が右肩下がりになってしまうということは避けたいので、しっかり引継ぎは進めましょう。

  • 引継ぎ準備を進める
    だれに、何を引き継ぐかを計画する

ポイント③ 情報を整理する

通りすがりAさん
通りすがりAさん

全ての情報を引き継ぐのって難しいですよね。。

あひろ
あひろ

自分しか知らない情報がないように気を付ける必要があるかな

早めに相談して、引継ぎの準備を進めても、あらゆる情報を完璧に引き継ぐことはできないです。あなたが不在時に最も困ることは何かを考えてみましょう。それはおそらく、あなたしか知らない情報やあなたしかアクセスできない情報があることです。アクセスできないというのは、見つけられないことも同義です。最近はクラウド管理されている情報が多いと思いますが、自分のローカルにしかない情報がないように気を付けましょう。ファイルが散らばっている場合は、リンク集を作っておくのも良いでしょう。

整理しておく内容は業務内容にもよると思います。最終判断がどうなっているかわかればいい場合もあれば、経緯や議事録がどこにあるかがわかる必要があることもあります。引継ぎ準備を進めるときに、どんな内容を整理しておくべきかをチームのメンバーと相談しておくとよいでしょう。

  • 情報を整理する
    不在時にアクセスできない情報がないように整理する

【実例】伝え方とタイミングの実例2つ

具体的な内容がある方がイメージしやすいと思いますので、実例を2つ紹介します。

実例1 年度末に上司へ相談 -筆者の場合-

前提として、私は入社5年目。夏に第一子を授かる予定で、安定期に入るのは3月でした。半年間の育休を計画しています。また、年度末に会社の組織編成が変わるという話が出ておりました。

”安定期に入ったら相談しましょう”と書きましたが、私は安定期に入る1月前に上司にのみ相談しました。理由は前述の通り、組織編成が変わるという話が会社で出ていたので、人事異動があるのであれば育休を考慮してもらったほうが、会社としても私としても良いと判断したためです。

上司に相談したポイントは以下。

  • 夏に第一子を授かる予定で、半年間育休をとりたいと考えていること
  • 引継ぎは後輩の○○くんと請負の□□さんに引き継ぐのが良いと思っていること
  • 組織編成に伴い、人事異動があるのであれば育休を考慮に入れてほしいこと
  • チームのメンバーには安定期に入ったら伝えるつもりだが、人事の話をするときに必要であれば話してもらって構わないこと

上司の反応は正直、100%歓迎というものではなかったです。やっと働き盛りになった部下が一人抜けてしまうので当然の反応といえば当然の反応ですよね。それでも表向きは快く受け入れてくれました。感謝しかありません。後日チームのメンバーにも伝えましたが、やはり上司と同じような反応でした。

今この記事を書いているタイミングはまさに引継ぎを進めているところです。チームのメンバーにも伝えていることで、新たな大きなプロジェクトの旗振りなどはなるべく担当せずにサポートに回るように動けています。やはり早めに共有するのは大切でした。

私の例は少しイレギュラーな面もあるので、もう1例知人の例をのせます。

実例2 奥さんとの分担 -知人の場合-

他人の例なので少しオブラートに包んだ表現になりますがご了承ください。表記の都合上知人Aさんとします。

前提はAさんも半年間育休を取得しました。Aさんは奥さんと職場結婚をしており、奥さんも同じくらいの職位でかつ働き続ける意思がありました。

Aさんにとって育休をとる目的はシンプルでした。

  • 女性のいる部署だけ負担がかかるのは不公平
  • 奥さんも働きたいという意思がある

そのため、奥さんがはじめ半年間育休を取得し、その後バトンタッチする形でAさんが半年間育休を取得しました。Aさんも安定期に入ってから上司に相談したそうです。出産から半年後からの育休取得だったため、相談から育休開始までは1年間ありました。

いかにも新しい時代の選択の1つだなと感じます。女性の社会進出とメディアで騒がれてもなかなか実態が伴わないと思うことが多いです。このようなAさんのような判断ができ、かつそれを受け入れてくれる職場が増えるといいなと思います。

【結論】育休を伝えるポイント

ここまで男性の育休取得について、上司/チームへ伝えるときのポイントを説明してきました。きちんと計画をしていないと、先延ばしにしてしまいがちかもしれません。それでも早めに伝えて、計画的に育休を取得することが重要なことが伝わったのではないでしょうか。

さいごにもう一度内容を確認しましょう。

  • 早めに相談する
    妊娠安定期に入ったら上司に伝える
  • 引継ぎ準備を進める
    だれに、何を引き継ぐかを計画する
  • 情報を整理する
    不在時にアクセスできない情報がないように整理する

日本の育休は制度としてはとても充実しています。それでも取得率がなかなか伸びないのは、やはり職場での人間関係に起因すると思います。しかし、人間関係のために本当に求めている選択をできなくなってしまっては本末転倒ではないでしょうか。前例を作ることが次世代の人たちの選択肢を広げることにもつながります。この記事を読んで背中を押された方がいればとても嬉しいです。

さいごまで読んでくださった方、ありがとうございました。

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